今年を振り返る。(2011年)

2011年に衝撃だったことはいくつかある。
その中でもブログに書いておきたいことは以下。

■リブセンス上場

同世代の起業家がついに、上場を果たした。
これは僕にとってはとても刺激的なことだった。

彼はウェブサービスをしっかりと作って、それを育てた。
僕はそんな彼を心から尊敬する。

でも、悔しさがないわけではない。
あの時、あれをああしていれば、彼のようになれたかもしれない。
嫉妬というと、彼に失礼かもしれないけれども、そんな気持ちはある。

この気持を絶対に忘れたくないから、ここに書き留めておく。
しっかりとやるべき時に着実なことをやり続ける勇気が欲しい。

■スティーブ・ジョブズ死去

僕が就職した直後、技術的なことの勉強はもちろん必要とは思っていたものの、
エンジニアとしてのスピリットや拘りを持てずにいた。
でも技術を勉強するのであれば、「俺はエンジニアじゃないし」なんて姿勢は邪魔者でしかなかった。

それであれば技術者で経営者を目指すという答えを自分の中に見出した。
そして僕の興味はひたすらスティーブ・ジョブズに注がれた。
彼はエンジニアリングもデザインもわかるプロデューサーだ。

英語の勉強も兼ねながら、彼のスピーチをひたすらiPhoneで聞いた。

彼が死んだ頃、僕は1つの結論にたどり着く。
自分の声に耳を傾ける勇気を持つこと、それができたリブセンスの村上さんは上場までこぎつけたのだ、と。

■所属が変わりました

僕は会社というものは株主の利益を尊重するものだと考えています。
それが最もわかりやすい、会社の存在意義だからです。
もちろん、株主の利益はベネフィットとプロフィットに分けることができると考えていて、
株主の配当や株式価値のみを重視するような会社のあり方を容認しているわけではありません。

そういう中で、社員である僕が会社の都合で他の会社に行くであるとか、首になるというのは、
労働基準法の範囲であれば(場合によってはその範囲を超えても)、僕は納得がいきます。
これはいわゆる社畜な考え方なのかもしれませんが、僕はそんなことよりも、自分の市場価値と自分の人生のことを考えながら、
生きているので、常に会社を選ぶ権利は持っているつもりなので、
会社の決断に従うことが、必ずしも受動的ではありません。

今回は、会社都合で所属が変わることになりましたが、
僕は自分の市場価値や経験を積むためにいい環境が用意されたと思っています。
環境が用意されたというのは、とても整った環境があるというわけではなく、
自分でそれらの環境をつくるというのを含めた話です。

このような激動のIT業界の中、常に業界の最先端で、
自分の実力を上げていきたいものです。

今年、それを十分にできたかというと、心残りな部分もありますが、
そういうった気持ちを来年の最後には持たないような強い気持ちを持って、
仕事もプライベートも取り組んでいきたいと思います。

そして、最後に東日本大震災の犠牲された亡くなった方のご冥福と、
一日も早い復興と被災者の方の平穏を祈りまして、今年最後の記事といたします。

2011年12月31日 koheiSG