dreamin' blog

労働市場では人不足が叫ばれています。確かに身の回りを振り返ってみても、どこの会社も人足りないと言ってます。

じゃぁ、人余りの場所はあるのか?

東京の医者は余っている

そんなことを、まだ悠長に医学生をやっている後輩が言っていたので、いろいろと後輩にききつつ調べてみた。

(まだ学生やっとんのか!早く稼げ!と思ったけど、時給4000円でバイトやってるらしい。負けてる泣きそう。もうお前には飯奢らん!そろそろ出生払いの時が来た)

地方では専ら医師不足が叫ばれてますが、東京で就職できる医師は少ないようです。需要に比べて、まだまだ供給が多いそう。

しかしながら、救急車でたらい回しに会うってよく言うし、本当にそうなのだろうかと思って聞いてみたら、以下のレスが。

@koheiSG 人口10万人当たりの病床数の全国平均が1260.4床、救急を受け入れている病院に限定すると630床。東京やと、998.9床と593床でまぁ少ないかなって感じ。東京は医者も余るくらい多いけどそれ以上に人口多すぎてハードが追い付いていない印象かな

なるほど、医者はいるけど、ハードが追い付いていないという。
そうすると、しっかりと経済原理が医療業界に働いていないことがわかる。

そもそもサービスの供給が、サービスの需要に追いついていないということ。
医療の参入障壁が異常に高いことが影響しているのだと思う。

救急指定医療機関の基準は下記の通り。

この基準を満たす医療機関を作るための投資とリターンが合わないため、医療への参入が難しくなってしまっている。
これはなんとかしないといけない問題なんだろうなぁ。