Life goes on

経済学では企業は利潤追求のために存在し、
経営学では企業は継続するために存在する。

と、大学では習った。

平均的な企業の寿命は30年ほどで、中小企業や零細企業を含めると、平均継続年数は極端に下がる。

しかし、日本では。。。
60年企業や80年企業がたくさん存在する。日本的経営がかつて絶賛された。
日本企業が得意としたのは擦り合わせによる経営だった。
インターフェースとインターフェースを合わせれば終わるような技術ではなく、
A,B,Cの3つの部品を微妙に調整しながら、まさにすりあわせていくような経営だ。

自動車はその代表的な産業で、2万点におよぶ部品を一つ一つの関係性を把握しながら、
作っていく必要があるのだ。
工場内での職人同士の調整はもちろん、サプライチェーンを巻き込んだ擦り合わせがあったからこそ、
この経営手法が可能だった。その因果は、どちらかわからないが、日本的経営が生まれていた。

擦り合わせ型の産業にとって、一番の敵は組み合わせ化である。
しかし、組み合わせが可能になるとコストの低減につながるため、どんな製品でも組み合わせにシフトしている。

電気電子業界では90年代にその波はすでに着ていて、今や完全に韓国台湾勢に抜き去られてしまった。
そして、本日、日立とNECの半導体部門の間の子が潰れた。

too big to fail…
リーマンショックの煽りを受けたエルピーダは、公的資金の注入して延命を測ったが、
あれから数年も持たなかった。

やはり、金融業以外にtoo big to failはないのではないだろうか。。。

終わったことに執着していても仕方ない。

前を見るのだ。失敗は繰り返さない。

会社を継続させる前に、我々の人生は続いていくのだ。

デフォルト設定

IT業界に身をおくものなら、デフォルト設定のままPCを使う人など皆無かもしれない。
少なくとも我々エンジニアにはデフォルト状態が好きでない人が多い。

僕もそのうちの一人で、vimrcやbashrcは何行にも及びキーボードもUNIX式にctrlキーはAの左になっている。
windowsのキーバインドが気にくわないため、emacs式に変更している部分もある。

ただ、ITを生業にしている我々でさえデフォルトの設定に躓くことがある。
〇〇の設定がデフォルトのままで、動作しなかったということはよくある話だろう。
もちろん、各現場ではそれぞれを一つ一つチェックしていく体制が構築されていると願う。

しかしながら、我々プロでさえ設定を行うことを誤ることがあるのに、
デフォルトの設定で使っていてはあまりに危険だったり、ユーザビリティを損ねるアプリケーションが多くないだろうか。

可能な限り機能を取り払って、ユーザに選択をさせないようなアプリケーションを作っていきたい。

僕自身、先程Facebookのグループページに投稿を連続で行った。
(投稿が微妙に間違っていて、何度も消したり投稿したりを繰り返した)
グループに属する人たちへの通知はデフォルトで有効で、しかもメール通知までも有効だ。
深夜1時という時間に何度もグループのユーザにメールが飛んだと思うと、やるせない。

ユーザ通知機能は必要だ。メール通知機能も必要だ。
しかしながら、それはデフォルトで必要なのだろうか。
おそらく、どんどん作ってどんどん壊す中で、Facebookのエンジニアは有効を選択したのだと思う。

でも、日本のようにモバイルメールが浸透した文化ではデフォルトはいかがかと思うのだ。
gmailに届いているなら構わない。でも、@docomo.ne.jpに届くのはどうかと思う。

私自身の思慮不足が一番の原因だけれども、こういうミスが起こりにくいアプリケーションを作っていこう。
そう心に誓ったのであった。

the First story is about... "connecting the dots"

ふと、Facebookにこんなことを呟いた。

人生はわからないもので、マーケティングやりたくて大学入って、技術戦略のゼミに行って、ITコンしたくて就職したら開発をやるんだね。どんどん予測不能なところへ行ってしまえー
高校時代は、本当は社会学がやりたかった。
人間の行動に普遍的な理論を自分なりに見つけて、そういった考え方を使ってジャーナリストやマーケティングなど社会と対話する道に進みたかった。

ジャーナリズムとマーケティングのどちらに興味があったのか、よく覚えてはいない。
自分がマスコミへの興味が薄れたのは、福知山線の脱線事故を経験したことが強い。
高校生時代にはネットジャンキーだったので、もちろんマスゴミという言葉は知っていたし、
マスコミがどのような場所が弱いのかも知っていた。
同級生の葬儀に参列中、事故にあい車椅子で参列する女子生徒を執拗にカメラに収めようとする、その姿が当時の僕には認められなかった。

そんな訳で、これからマスコミの勉強をするのも違う気がすると、マーケティングの道を目指した。

いざ大学に入学してみると、そこまで優秀な大学に入ったわけではないけれども、
マーケティングや経営戦略の講義は自分にとっては目からウロコだった。
2年生のゼミ選考で、第一志望のマーケティングのゼミからは漏れて、製品開発やイノベーションなどものづくりに焦点を当てたゼミに入った。

このゼミで自分の経営的な考えの土台が作られた。
車メーカの分析からサプライチェーン全体を眺めることができたことは、今の仕事にまで活きているのは間違いない。

そんな中、自分が経営を生業として生きていける職業を探し始める。
最初は経営コンサルタントや証券業界などを中心に就職活動を始めた。
必要であれば会計士の資格なども考えた。

しかし、ある日突然モバイル業界という業界に強く興味を引きつけられた。

就職活動をしているとき、お金もなく昼飯に食べられるのはマクドナルドくらいだった。
大阪梅田のマクドナルドには気持ち悪いくらいのリクルートスーツに身を包んだ学生であふれていた。

そして、彼らはみな天井近くにあるメニューを見上げるのではなく、自分の携帯を見て食べるものを選んでいた。
その光景を見て、携帯はやはり世界を帰ると思った。
ITを自分の仕事とするのには違和感があったが、この時これで食っていくということが腑に落ちた。

もちろん、マクドナルドのアプリを作るには、モバイル王者のDeNAやインフラ側のドコモに行ってはいけない。
モバイルのソリューション企業を右から順番に受験した。

その中で、今colishで活躍中の小原さんの話がおもしろく、こんなおもしろい人がいる会社で働きたいと、
新卒で入社する会社を決定した。

ソリューションを志して入社したものの配属はまさかの技術。
開発管理を中心に仕事をする中で、結局ディレクションだけでは満足するソリューションはできないことを実感。
如何にして、オーダーメイドな技術をモジュール化させるかという課題に日々取り組む。

人生はわからない。

いつかの日か、このdotが繋がってくれることを祈る。

プロジェクト管理

ここ最近はプログラム的な実作業の業務に加えて、プロジェクト管理的(PM)な業務が増えてきております。

プログラミングの知識なしにプロジェクトを運営するというのは厳しいのですが、
プログラマのそれぞれの適性を引き出せるようなPMをしたいなと考えています。

自分のやり方に型をはめるよりも、自分より経験のあるプログラマの方の意見を参考にして、
いい方法を策定して疑問点を解消していくスタイルが自分のPMスタイルなんだなと最近思いました。

自分のやり方を全面的に出すと、どうしても人を選ぶマネジメント手法になってしまいますが、
一方、僕のように自由にマネジメントすると決めるところを決めかねてしまう恐れがあります。

このへんはプログラマの方のメンバーとのコミュニケーションの数を増やして、
人間的な直感で自由度を上げるのか、制約度を上げるのかを考えていきたいです。
コミュニケーションの数というのは、今のプロジェクトでは結構課題にしています。

PMに限らずですが、PDCAのサイクルというのが大事だということをとても実感しています。
このプロジェクトの目的は何なのかというのを具体的にQCDで設定し、レビューのたびに一つ一つを調整していく。

ただ、自分がPMをやっているという理由が一人ではタスクを回せなくなってきていることが原因でして、
自分のタスクマネジメントもPDCAを回して、最適化していくべきだと考えています。

以前、Toodledoについて少し書きましたが、こちらもかなり進化してきたので、
また今度書くようにします。

ドキュメントの鬼になる。

あけましておめでとうございます。

新年早々、いろいろなことを諦めました。
非常にいい諦めなので、今後も継続していきたいと思います。

仕事はすべてteminalの中で行いたい、という幻想を捨てました。
自分はプログラマだと、常々自分には言い聞かせていますが、
やはりコードを書くだけが仕事じゃない。

プロであれば、仕様書も作成しなければならない。
もちろん、プログラマであればDRYの精神をそこに持ってくることで、
つまらないい作業は自動化できるのです。

ドキュメントすらもDRYの精神で行うべきだと大変参考になったのは、この本。