dreamin' blog

Jun 13, 2022

「確認・事例・調査・会議・資料・社内・先輩・上司・競合を排除」し「仮説を顧客に300回」持って行こう

今回のブログは『新規事業の実践論』と言う本の書評である。

この本はめちゃくちゃ響きました。とりあえず企業の新規事業の担当者の人は読んだ方がいいし、スタートアップの経営者ですら身につまされる話が出てくるのではないだろうか。

確認・事例・調査・会議・資料・社内・先輩・上司・競合を排除しろ

この本の事業の立ち上げフェーズに書いてある内容である。
僕自身、新規事業の立ち上げ屋みたいなところがあって、いろいろな会社の新規事業に関わっているけれど、新規事業の多くがストップするパターンはまさにこれ。

じゃぁどうすればいいか?というと、必要なのは「仮説」を「顧客に持っていく」の二つだという。

仮説を顧客に持っていくを平均300回やらないと新規事業は立ち上がらない

これは新規事業屋の僕も身につまされる話だった。
ほとんどは失敗する新規事業だが、結局顧客に300回持っていくような仕組みを作れたかどうかだったなと過去を振り返ると思う。

特に大企業の新規事業の立ち上げは1年でPoCが完成していないと、次年度の予算が降りないので、本当にその仕組みを作るのは大変だ。

まとめ

「確認・事例・調査・会議・資料・社内・先輩・上司・競合を排除」し「仮説を顧客に300回持っていく」と言う二つだけで、この本を読む価値はある。
それ以前に、新規事業をどのように進めるか?どのように社内起業家になれるか?と言う面白い話もある。

ぜひ手に取って読んでもらえればと思う。


copyright © 2022 koheisg All Rights Reserved.