3月から心機一転、体制もがらりと変わり、少しずつ違う仕事も増えてきました。
とはいえ、急激に変わるというわけではなく、あくまで漸進的な変化です。
体制変更前の担当案件もしっかり担当しながら、新しいプロジェクトにフェードインしていく感じです。
新しいプロジェクトは自分が入社してすぐに、やりたいと手を上げたもので、一度軽く関わったものの、
別チームの案件ということもあり、あまり担当はしていなかった。
ただ、そのプロジェクトに人数が増員されることになり、前から声を上げていたことが良かったのか、
自分をアサインしてもらえたというところだ。
実際、僕は自社のポジショニングを考えたときに、このプロジェクトは社内の叡智を蓄積することができるので、
このプロジェクトに関わりたいと考えたのだが、社内の叡智を蓄積するということは、非常に早いスピードで成長を求められるということだった。
これは本当に1年目の自分としては願ってもいないチャンスで、先輩から盗むところが本当にたくさんあった。
そういうった経験の中から、何が自分にとって必要かが判断できた。
下記は、その一旦で自分に今必要とされていることである。
■Linux
経営学部出身、典型的な文系SEとなった自分だが、まず求められたのはコマンド操作だった。
コマンドラインから何かを動かしたこともなかったので、戸惑いの連続だったが、
Linuxのコマンドについてはひと通り浅い理解はできたと思う。
ただ、OSの力を最大限活かすことができるように、業務外で身につけた物を、
どんどん、身につけていきたいと思う。
とりあえず自分はubuntuの専門家として、ゆとり世代のLinux使いになろうと思う。
簡単に使いこなせるが、先進的な使い方が集約されているこのOSは本当に未来があると思う。
とりあえずは、自家サーバを稼動させて、シコシコ何かを仕込んでみようと思う。
■Apache
WEBをやるならば、これは絶対に必須な技術なのですが、以外に業務では設定を弄ることはない。
もちろんこの部分の設定は出来る限りいじらないほうがシステムを問題なく動かすという点においてはいい。
だけれども、本当はここはもっと進化していくべきところだと思う。
Apacheのパワーを最大限に活かす設定をしたい。ただ動くだけでなく、安全で確実で急な仕様変更にも耐えうる設定があるはず。
業務で挑戦的な設定をするのは、恐れ多いので自家サーバでどんどん挑戦して失敗していきたい。
■MySQL
去年から今年にかけては、ずっとデータベースとの戦いだった。
なんていうと大規模な案件で、インフラ周りの設定が上手くいかずOracleの仕様と戦っていた。
的に聞こえるかも知れませんが、僕はselect文など基本的なSQL文との戦いだった。
データを投入し、正しく投入されているか、元データがしっかり反映されているか。
など、非常に基本的なことをガンガンこなしていきました。
おかげで最低限度のSQL文は身につけることができました。
まぁこの程度はできないのが恥ずかしいことなのですが。。。
■PHP
流し読みして、なんとなくこうのねーって程度でしか理解できていない。
というかほとんど理解できていないので、ここは自分の最大の克服すべき課題かと思います。
このままでは典型的な文系SEになってしまうので、どうにかしてPHPを書けるようにしたい。
LAMP構成がとりあえずの課題だということですね。
ここをしっかりと理解することで、自分のビジネスマンとしての成長できると思います。
別にエンジニアを志して入社したわけではないけれども、大学でもしっかりと論理的な訓練をうけたわけではないので、ここで一度しっかりと戦わないといけないわけです。
ただ、目の前のことだけをやればいいという人もいますが、
私はそういうことをただの愚行だと思っています。
たしかに目の前のことに全力で取り組むことは大事です。
しかしながら、未来を俯瞰せず目の前のことに取り組んで満足することは自己満足です。
例えば、情報通信産業であればハードやソフトのその仕組を開発することは非常に大事です。
しかし、それがどのようなビジネスチャンスになるのか、そういった視点を常に忘れないように、
ソーシャルやらなんやらにも敏感でありたいし、人材や金融といった視点でビジネスを俯瞰することも
忘れずにいたいと考えています。
約1年間働いてわかった自分の長所は、業界や新しいものへのアンテナの感度の高さです。
この1年間ここだけは、自分の強みだとはっきり言い切れたと(思う)。
このような学術的な見地に立ったものまで読んで、もっと自分の感度を上げていきたい。
ただし、やはり業界に対する感度と知識は違う。
知識はまだまだ弱い部分が多い。
開発現場に立てるのであるから、技術的な基板をつくりつつ知識をつけていきたい。
ただ、モバイルの分野は新しい技術が次々に飛び交う。
10年業界にいる人に対しても、新技術に対する知識では勝てる可能性があるというのも、実感できた。
そういう新技術への勉強の小さな積み重ねが揃えば、チームでも認めてもらえるはず。
そう信じて、自分の技術を研鑽していきたい。
自分がやりたいと思える開発プロジェクトにアサインされているので、精一杯暴れてやろうと思う。