IT業界では毎年、様々なバズワードが生まれては消えていきます。
そして、しきりに〇〇元年というように煽られます。
web2.0、クラウド、ゲーミフィケーション、ビッグデータ、グロースハック、IoT、、、
そういう言葉達を新しく知ったときに、感じることがあるので、
それらをタイプ分けしてみました。
今までもあったものが、発達したことによって違う名前になる系
ASP → SaaS → クラウド、記事広告 → ネイティヴアド、etc
アプリケーション・サービス・プロバイダ(ASP)と呼ばれていた時代は、自前でサーバやアプリを管理しなくても、プロバイダ(事業者)側で行ってくれるイメージでした。
ただし、これらは企業向けに課金を行うアカウントで限定された人に公開されるものがほとんどだったかと思います。
SaaS(Software as a Service)と呼ばれるようになり、限定的な人たちだけではなく、誰でもアカウントを作れば使用できるような業務アプリケーションというイメージになってきました。
それらは仮想化されたOS上で動いていて、大量のデータを処理できるようになりました。実データはどこにあるかわからず、まるで雲の向こう側での行われているということで、とりあえずクラウドという呼び方が定着してきました。
他の分野では当たり前だったことが、取り入れられる系
ゲーミフィケーション、カンバン
ゲーム感覚で成功体験を与えるというのは、ファン作りという意味では当たり前にやられていたことですよね。
例えば、子どものころ駄菓子屋にあったガチャやビックリマンチョコ、ポイントカードやスタンプラリーなんかもこの例だと思います。
カンバンも自動車工場では当たり前にやられていることですね。
バズワードというにはあまりにも、開発現場に定着しているかもしれません。
今までもそうだったが名前がなかったものに、名前が付けられた系
フルスタックエンジニア、グロースハッカー、etc.
昔からインフラからデザインまでできるすごい人っていましたよね?
昔からサービスを立ちあげたら当てる人っていましたよね?
ただ、そういう個の力が重要な時代になってきたので、キャッチーな言葉がついたのではないでしょうか。
丸っきり新しい発明系
スマートフォン、オブジェクト指向言語、etc.
こればっかりはバズワードから言葉として定着したものですね。
こういう言葉になる可能性があるのでバズワードも侮れません。
技術用語が独り歩きしてて、本質が理解されてない系
アジャイル、html5、関数型プログラミング、etc.
アジャイル開発というとドキュメントを書かないとか、納品がないとか、、
なんかちょっと違うのに、言葉が独り歩きしてなんだかって感じでしたよね。
最近、その風潮もなくなってきたかなぁ?
html5なんかは、非技術系の人たちも巻き込んで、訳の分からない状況でした。
「html5で作って欲しいけど、IE6対応してください。」みたいな。。
ただリッチなUIのことが、html5と呼ばれていたことがありました。
関数プログラミングなんかは激しくプログラマの間でバトルが繰り広げられています。
まとめ
技術記事ばっかり書いててもソーシャルからのクリックが取れないので、こういう記事も書いてみようかなぁと。まぁ検証ですよ。 推測するな、計測せよ。