SQCAについて書いた記事が結構読まれているようです。
この内容は「考える技術・書く技術」の中で書かれていますので、読みなおしてみました。
この本を読み直す前の自分の文章は端的に端的にを意識
自分の職業柄もあるかもしれませんが、とにかく短いセンテンスで客観的に文章を書くように心がけていました。
scaffoldを作る際に、いちいちカーソルを1字ごと動かすのがめんどくさい。
ブラウザであれば、フォームを移動することで簡単に修正が行える。
そこで、scaffoldコマンドをブラウザから生成するツールを作成する
というような味気ない文章です。
読みなおしてからは、状況や文脈を意識
今はもう少し付帯状況をつけた文章を書くことが多くなりました。
ruby on railsを扱うプログラマはよくscaffoldコマンドを使う。
scaffoldコマンドは自動でコードを生成する便利なツールだ。
しかし、コマンドのオプションは複雑であるため、オプションを間違うことが多い。
また、修正するのにカーソルをいちいち動かす必要がある。
補完や文字間毎を削除するキーバインドを使ってもこれらは手間である。
これらを解消するために、ブラウザ上で視覚的にscaffoldコマンドを生成できるツールを考えた。
これを使うことで、ピンポイントにタイポした項目だけ修正できるし、
一覧から使用可能なオプションを選択することができる。少し冗長な文章にすることで、読み手の想像を引き立てることができるのです。
こうすることで、情報量を増加させることができ、仕事が少しスムーズに進むように鳴った気がします。
新卒で入社してから、いや学生のころから「文章は短く端的に」と言われてきたので、
知らず知らずのうちに、文章を端的にするどころか、伝えるべき情報まで削ってしまっていたようです。
この本のスキルを読むのは時間がかかります。
そして、一度読んで身につくようなものではありません。
自分の考えをどのようにして、まとめるか?
それをどのようにして、伝えるか?
この2点を考えなおすいい機会になりました。
アルファブロガーやアルファツイッタラーも推奨
きちりんさんやめいろまさんなどの方々もおすすめしているようですね。
情報を料理するための必読書です。中学校くらいで国語の教科書に採用すべきです。
レシピ 今日の料理は“ちきりんブログ” - Chikirinの日記
結論→説明の理論的思考、説明に関してはベタだがバーバラ・ミント女史の書籍薦めたく。英語圏多国籍企業研修でも良く使われている。 http://ow.ly/1Ehrl
— めいろま (@May_Roma) April 28, 2010